想像力を勝手に膨らませた結果、こんな感じになりました。





ジャニーズWEST 2ndフルアルバム、「ラッキィィィィィィィ7」。私は初回盤だけを買った。というのも、ジャニーズに限らず、普段ほとんどシングルはレンタルのことが多いし(もちろんCDによっては買う事もある)、アルバムの場合は初回盤は買うが通常盤はほぼ買わないor通常盤のみ買う人…つまり「売り上げに貢献しない人」なのである。初動枚数と売上枚数が結果として残される時代に、彼らをすきだと言ってる人間が何をやってるんだ・通常盤も一緒に買えや・てかフラゲするか発売日に買うか受け取れや!と三大言葉を言われてしまう気がして怖かったりする。だから先に声を大にして言う。



こんなヤツでごめんなさい!!!!



というわけで私の耳は まだ初回盤の曲しか聴いていないのだが、とりあえずそれを聴いた私の感想として一言目に挙げるとするならば。

これはツッコミどころ満載なモノをぶち込んできた。

という言葉である。

もはやどこから突っ込もうか。 ど頭から最後までいろいろ突っ込みたいが、とりあえず2曲を選んだので、それらについて長々と書こうかと思う。
なおこれはあくまでも私の個人的感情であり勝手なストーリーでもあり、ネタバレもあると思うので、それらが好きではない方はここで画面を閉じていただけるとありがたい。

























個人的に現時点で私がピシャリとハマったアルバム曲は、ホルモンとEternal。この2つは聴く前から勝手にかなり期待していた。ホルモンはメンバーのほぼ全員が推してた気がするけど、絶対楽しい曲だと思っていて。EternalはCan't stop〜Criminalからの…という感じだと風の噂で耳にしていたので、三部作キター!やべーキター!と、聴いてもいないのに勝手にひとりで沸いていた。

いやー、すきだわ。ドンピシャ。

まずはホルモン。
ホールモンっ関西に伝わりしダイヤモンっ。
…って、いやー、楽しすぎかよ。ワッショイ!とか、楽しすぎかよ。

でも聴いていくと、「大器晩成」とか「放るもん」とか…なんだか、彼らのことを例えてるというか。タンやカルビやハラミ…といった、まあいわゆる「花形」の立場に居るのは、申し訳ないのだけど、彼らの「先輩」の方々のことかなあ、と思ったりした。
また、ホルモンというのは飲み込みにくいものもあって(実際私もホルモンは飲み込めないのであまり得意ではない)。いくら関西としてお笑い担当と言われていても、彼らの「ジャニーズアイドル」という「仕事」は、全員に好かれるわけではない。仮にアイドルでなくても、どの世界にいても、人間には好き嫌いが分かれるのが、残念ながら現実なのだ。
そんな「ホルモンの立場」でも、好かれた人には好かれ続けていたいし、好かれ続けるように努力する・俺らはまだまだこんなんじゃねえぞ・俺らの魅力、伝わってねえな?覚悟しとけ?7人でやったるで?…っていう彼らの感情はもちろん、てっぺん取るために無駄なことはないし、王道ばかりじゃない・俺らは俺らの色を出すぜ?攻めてくかんな?…みたいな感情も入り混じっているような気がしてならなくて。ある意味、聴く人に対して挑戦状的な曲だと思った。嵐で言うなら、「cool&soul」みたいな。ああー、正しい言葉が出てこない。が、そんな印象を受けた。


Eternalは、コンサートでフルで聴きたい。カットは嫌だ。と、強く思った。
Can't stop〜Criminalと続いてきた、とあるストーカー男(だったよね?)の、曲がっていて真っ直ぐな愛の話。
私は、Eternalを聴く前からCan't stop〜Criminalの中で時折出てくる、女声のような、メンバーの声ではない声に重きを置いていた。
弾けた音から始まる男の愛のストーリーはあくまでも妄想であり、薬指の指輪はきっと愛してしまった現実世界の女の、現実のシロモノ。愛は叶わないわけがないと叫ぶのは、たぶん、男だけ。まあつまり、一方通行な愛でしかない。愛がゆえに彼女を自分の世界に連れ去っても、それはきっとすべてが妄想で。そして、「Dream…」と呼ぶ、ここは夢だと伝えている現実世界の女の声が、きっと男にも聴こえていて(私にはCriminalのBメロでDream…と聴こえるところがある)。なのに、自分の感情がそれを遮って…もしかしたら、ある意味で「夢と現実の区別がつかなくなるほど変わってしまった」男がいたのかもしれない。
そんな男の妄想の成れの果て…それが、Eternalなのかな、と。そんなことを思ったのである。

目に見えるものが「思い出色」として挙げられるセピア色に変わりつつあるストーリー。
「永遠」と「終わり」や「刹那」と「永遠」という、矛盾の表現。
そして、闇の中にいた自分が夜明けを迎えるという、終わり。それは、きっと男の中では綺麗なモノ。
それでも、頭の中で分かりきっていても、世界中が敵になっても、ひとりの女への愛を止められないし終わらせたくない、男の心からの本音。だって自分が見つけた輝きはその女であり、自分のすべてなのだから。

ラストサビに入る前の英語を聴き取るには私には至難の技で、神山くんのところですら
You're my everything,so baby love me sight.ーあなたは僕の全て、だからきみも僕の見えるところで愛していて…
という感じにしか聴こえていないのが悔しい。なんなら本人にどう言っているのか聞きたいところでもある。
そして、ラストサビまでは妄想の中にいるが、ラストサビ直前の桐山くんの声が現実世界へ引き戻し、ラストサビは現実に戻って我にかえる、「終わりを迎えた男」の、「終わってしまった愛」への嘆きというか、懺悔というか。「君がいないと、ココは永遠に暗闇の中だ」と、光を見失った現実の海に溺れ死ぬ、ストーカー男のオワリ……というストーリーが私の中で出来上がったのである。
わあ、長っ!長すぎるよ!重いよ!怖いよ!

でも、こんな三部作をデビュー2年目のグループが歌うということは、私の中ではかなり衝撃が大きかったりする。Eternalはコンサートではそれまでの2曲と同様、ダンスナンバーになると私は思っている。その中で彼らの愛の形というかストーリーが見たいし、私の場合のストーリーを描かせてくれてありがとう、ジャニーズWESTという状態なのが、Eternalを聴いた今の私である。



…と、長々と語ったが、その他にもツッコミどころがある。本当はそれも長々と書きたいところだし、ユニット曲を聴いたらそれでも書きたいところだが、書き出すと止まらなくなりそうなので、今回はこれにて、おーしまいっ!…ということにして、また気が向いたら書こうと思う。まあ、気が向くかはわからないけど。







ノシ