もう全部バレてしまってるんだもの、懐古して愛でまくっても、ええじゃないか。




彼らの10年は一体どんなものだったのか。思えばもう去年になってしまったソレをもう一度追いかけてみようと、mu-moサイトを開いてクリックしたのが今年の初めの頃。
それらが家に届いて、とりあえず、「AAA 10th Anniversary TOUR 〜ATTACK ALL AROUND〜 in BUDOUKAN」からディスクを入れた。
行きたかったツアーオーラスの東京・武道館公演が、そこにはあった。


このツアーでは、ありがたいことに、名古屋公演の2日間を入らせてもらえた。

初日はスタンド1列目。2日目は立ち見。会場はセンターステージでの構成で、ある意味、この2日間はいろんな観点からステージを観られたなあと思う。


そんな感情から派生して、DVDを見ながら懐古して文字をパパッと書いていってしまっていたので、今回はそれらを備忘録として残しておこうと思う。


なお、今回はかなり長いので、興味がない方はこの時点で戻るボタンを押すべきである。









1.Overture〜Next stage
1曲目にこの曲が来ると誰が思ったか。オール黒衣装がかっこよすぎる。しかも両日とも目の前には千晃。叫ぶ。とりあえず叫ぶ。スタンド1列目(以下スタ1)の時は炎が近かったから熱気もやばかった。あと、秀太が刈り上げてグラサンかけて完全にぎらついてて、とにかくカッコいい。マジ神ちゃん。西島&秀太(西末)のラストサビの手の部分はこの2人だからこそカタチになる。かみしげかお前ら。
とにもかくにも全員かっこいい。

2.Heart and soul
まさかのハーソウ。しかもフル。みんなまだ髪明るめでパーマもよくしてた時代。てかこれ歌ってた時はまだ紅白前だよ。恋音なんて知らなかったよ。やっぱりこの曲は秀太&與(あた末)のハモが本当かっこいい。当時は少し不安定だった千晃の声が安定したからこそ「今ならこんな自分も少しは好きになれる気がする」という詞が刺さる。
そして2番のAメロ秀太&宇野(秀みさ)と與&千晃(しんちあ)のカップルシーンでは目の前にしんちあがいて、ほんまにカップルみたいで可愛かった。しんちあの空気感、大好き。

3.Love Is In Air
完全にこの曲は忘れられてると思ってた。爽やかで大好きな曲。ハーソウからの疾走感が爽やかになって、メンバーみんな笑顔になるの。にっしーのハニカミ王子復活。だっちゃんの「ドツボの恋煩い」が大好きすぎる。しかもそこに西末のダンスあって、そのシンクロ率ね。
あと、おーおーえおー!ってみんなでC&Rできるのもよい。スタ1の時はラストが日高&千晃(だっちゃき)が目の前でわちゃわちゃして可愛すぎてやばかった。

4.Getチュー!
アリトロに先に千晃を乗せるレディーファーストのだっちゃんに、たぶん北スタンド全体的に悶えてた。サビのフリをやってるだっちゃんがほんとかわいかった。360度だから映像が上も下もあって両日とも視線に迷う。しかも映像の加工もかわいい。秀みさが肩組んだの目の前で見たよ!!下でスタッフさんが方向を確認しながら4人がかりで一生懸命アリトロを動かしてて感謝しかない。

5.Lil' Infinity
サンドアートの時点で来るかと思ってたんだけど、サンドアートのストーリーが詞に繋がってて、そういうことかって。そしてサンドアートも素敵。そしたらサスもペンラも一面桜色でかわいかったし、登場した7人のデニム衣装も爽やかでとても好き。千晃のエクステも宇野ちゃんのアップもかわいい。とにかく桜色のかわいいが溢れてる。ってほわーっとなったら天井に星が現れて、ここは絶対に立ち見の独占権。上から見た ななつぼし、とても良かった。

6.恋音と雨空
にっしーの歌い始めの「スッ」って息を吸う音をとりあえず聞いてから叫ぶお客さんが好きだよ。名古屋では両日 誰かが歌詞飛んじゃう難曲だったなあ。MVイメージのメリーゴーラウンドは動線が電球になってて、センステだから本当にメリーゴーラウンドに見えた。西島&浦田(西浦)と女子メンが段差違いだったのは、MVのイメージもあるのかなあと。あと秀太のピタって止まる動きと「好きという事実通り過ぎて 今ではもう愛してる」を目の前でやられて死んだ。

7.miss you
幸せにさせといて恋音と一緒にこう来るのか!と。西浦の高音がとても染み渡る曲。しかも1番はかなりシンプルな音を使ってるじゃないか!!ちなみに私は恋音よりみすゆー派だ!!
男メンがメインでペアも安定で歌うからこそ、この曲は儚く感じる。秀みさのわかりきってるフェイクアレンジに聴き惚れる。そして、たぶんここでのだっちゃんの詞はある意味で傍観者で、それがさらに寂しくさせる曲なんだと改めて思った。一面のペンラの白が真っ白な雪だった。

8.LOVER
名古屋で聴けなかったけど、OPも曲中も秀太がかわいい。とにかく秀太がかわいい。あなたは最近ライブ中によく笑うようになったね、婆ちゃんはとっても嬉しいよ。
そして、だっちゃんがサビ歌ってるのは珍しいからありがたい。
あと、與さんに英語パート与えた人、神。あの甘顔低音ボイスで「Your all my LOVER」とか神だろ。それに合わせてにっしーがところどころハニカむのもかわいい。西島&與(にしあた)を一緒に抜くカメラさんもさすがすぎる。

9.Break down
ぶれだーん!懐かしくもなんともないさ!現役さ!とりえーには西島宇野浦田メインの時代だってあったんだ。そこもちゃんと受け止めてるし私はその頃からのファンだ!!とペンラ振りながら心の中で叫ぶ。でも最初フロントに4人持ってくるから泣ける構図である。そして、ダンスもA のスペースをうまく使ってると思った。この頃はバチバチで、それもそれでかっこよかったんだよ…

10.MIRAGE
私はこの曲を女子メンの勝負曲だと思ってる。なぜなら、ゆかりんが抜けてから初めてのマキシじゃないシングルでかなり女性的で妖しい曲を突入させてきたから。それまでって、宇野ちゃんが強め、千晃がキュート、ゆかりんが妖艶担当なところがあったから。あれから7年経ったら色気がマジハンパねーぜ。煌めきの〜真司郎〜って言ってた時代が懐かしい。てか、あれからもう7年か…

11.Charge&Go!
小室哲哉プロデュース時代が5年前…マジかよ。スタ1では目の前でらぶらぶが見えてAメロ始まる前に死亡。オトナな宇野&與(宇野真)とかわいい秀太&千晃(秀ちあ)に邪魔する3人もかわいい。そして、にしあたの関係性は しげりゅせだと悟った瞬間。にっしーの與さんに対する感じ、まんましげりゅせ。にしあたかわいい。ていうか西島さん、あなたいつ上着脱いだの。「空振り三振かホームラン」って伝える、だっちゃんらしい詞も好き。

12.Winter lander!!
ペンラの自由が効いて、天井から見たライトは綺麗にバラバラになってて、ありがとうって勝手に思ってた。「きっすしーようわんだぁーらぁーんど」からのサビのフリはスタンドだろうと立ち見だろうと全力です。ウエーブは両日とも宇野ちゃんブロックだった。西島のちょくちょく入る西子がマジ西子←。名古屋では「もーいっかい!」が聴けてうれしかった。

13.ハリケーン・リリ ボストン・マリ
けっこう早めに来たリリマリ。お客さんへのあおりで「ジャン!」って叫んでジャンプする千晃が超可愛くて毎回悶えてる。このツアーでは特に直也くんがこの曲 超楽しそうだったなあ。
会場の上から下までタオルをぶん回して、メンバーが走り回るのは10年経っても変わらないね。ラストサビ前の「ご一緒に、それ!」は会場でとDVDでも叫んじゃうよね。

14.Eighth Wonder
サスペンションライトに7色とパート割りのペアを混ぜて、曲前の音にEo,Eo,が混ざりこんでたのは気づいたよ。8周年の記念曲だったけど男メンが皆して眼鏡やグラサンをしだしたのはこの辺りからな気がする。演出もかっこいいし、メンバー皆がかなり色気を出しているだから、ジャニーズが好きな人には是非1度見てほしい。
スタ1の時は目の前に秀太が上がって来て、ペンラしか持ってない自分に指をさしてきた時は心臓が止まった。まわりがみんな完全な西島推しだったからアレは私だったと信じてる(偶然ピンクのタオルを引き当て、ピンク×黒の秀太カラー着てた)。

15.I'll be there
この曲のイントロが入った瞬間、これはEWからのかっこいいメインなんだなと理解。宇野ちゃんのスカートのスリットが超セクシー。英語多めだし、よく聴くとかなり攻めた曲だから、コレは今の彼らだから歌える曲だと思った。
ついに、與さんがダボダボしてる服でセンターで踊る日が来たよ…(感涙)
ラストのにっしーの声が凄く甘いのも、とても良い。

16.GAME OVER
みんな弾けすぎだし、みんな脱ぎすぎだよ。脱ぎすぎだけど、そのおかげで與さんの腹筋を拝めました、ありがとうございます。女メンの「ファイッ!」が可愛すぎるし、殴られるのがリーダーの直也くんなところも良いし、そもそも直也くんのリアクションが芸人枠すぎて面白い。

17.PARTY IT UP
この曲はライブ用に作られたシングルだと思ってる。秀太がこの曲で振り切れすぎてて、名古屋でもかっこよかったけど武道館でもかっこよかった。そんな秀太の「お前ら聴かせろ!」が好きです。あっあっあーっ!
そして、最後の高音パートを直也くんに与えてくれたからかなり安定感がある。リーダーは、ボルテージが上がったまんまラストに持っていくのが上手いよね。

18.さよならの前に
この空間から「さよならの前に」彼らが伝えたかったのは何だろうなってペンラも振らないで両日とも考えてた。10年走り続けてきた彼らが得たものは何だろうなって思ってた。考え抜いた結果、この曲は7人が今いる環境に宛てた手紙なのかなあ、と。もちろん曲としてはそんなんじゃないんだけど、なんか、そういう風にしか聴こえなかった。


EC1.V.O.L.
ここで来たよV.O.L.!しかもアリトロやんか!ペアの組み合わせ最高かよ!
秀太の涙シールに神山さんみを感じて墓を建て、真ちゃんのボイスに殺られ、だっちゃきの可愛さは名古屋も武道館も有り余ってました。だっちゃんだってメロ歌うんだよ!ラップだけじゃないんだよ!
最後に写真を撮るところも可愛かったなー!

EC2.Brood on fire
写真から延長させて過去を遡る映像が大好きだし、何よりちゃんと8人のジャケ写をデカく映してくれた時、名古屋の私の涙腺は両日とも崩壊しました。さらに映像は7人の応募写真と1st ATTACK。ゆかりん超映ってた。立ち見の時なんか目の前にその映像だった。
あの頃はまだストリートからデビューしたてで、ライブも渋谷AXだったのに、今じゃアリーナ会場のチケットもなかなか取れないからね。10年応援してて良かったなあと思う。

EC3.Wake up!
そんな10年後を迎えて、自分たちのルートはちゃんと自分たちで切り開くんだろうなとわかったし、この曲はメンバーが楽しそうなのが1番うれしい。とくにあた末が楽しそう。
ただ、お客さんは、この曲はペンラじゃなくて素手を振り回したほうが絶対に楽しいと思ってる(テンポが難しいからペンラの動きがバラつくのである)。

EC4.虹
この曲が発売されてから、ライブの本当のラストにこの曲を持ってくるのは最近よくあるけど、それだけメッセージが強いと思う。それぞれのパートがたぶんそれぞれの歴史なのかなあと思わせられる。なのに、わりと珍しいペアで構成されてるのも良い。1番上から見たペンラの色は、本当に七色の虹だったし、白のサスペンションライトは これまで歩いてきた時間の色なんだろうなとDVDを見て改めて思った。


…あとね、DVDにはならなかったけど、スタ1のとき、最後のアリトロ周回で秀太に再び見つけられて、ピンクのタオルとピンク×黒の服指差して「俺だよね!」ってされた。

…そう、今回のツアーは、私の中で、とにかく秀太が凄かった。グループとしても進化は実感していたのだけど、どうしたんだ 何があったんだ…ってくらい、今回は、末吉秀太の進化を見せつけられた気がする。






…と、長々と書いてみたが、ファンと呼ばれる人にとって時間と呼ばれるものは本当にあっという間なのかもしれない。
もちろん活動している間にたくさんのファンがいて、いわゆるファン歴なんかも皆バラバラで。だけど、共通して「好きなもの」が在るから、こうして一緒に楽しめる空間があるんだろうなと思う。



今年の彼らの空間は、どんなものなのか。今からとても楽しみだ。









ノシ